デスクトップはノートパソコンよりも高性能でコスパもよいのがメリットです。でもノートパソコンよりも大きいデメリットは見逃せません。机や部屋が狭いせいでデスクトップではなくノートパソコンを選ぶ人がいるのも仕方がないかもしれません。
でもちょっと待ってください。BTOデスクトップパソコンにはノートパソコン並どころか、さらに小型のデスクトップがあります。指で摘める、片手で持てるくらい省スペースなデスクトップなら絶対に邪魔になりませんよね。
小型デスクトップの種類
「小型」と言ってもサイズごとに種類は様々です。もちろん小型になればなるほど性能が下がっていくので、小型というカテゴリに入りつつもそこそこの大きさのほうが快適に使えておすすめです。
では大まかに小型デスクトップの種類をまとめてみます。
- スティック
- ミニ(NUC)
- スリム
ざっくりですがこの3つに分かれます。
テレビや液晶モニターに挿す「スティックPC」
スティックPCは2016年頃に登場し爆発的な人気を博しました。液晶モニターに直接挿すタイプなので、液晶モニターの後ろ側にスティックPCが隠れる形になります。だからデスクトップ本体の場所を確保する必要がありません。
また基本的にはHDMI接続することが多く、テレビにHDMI端子があればテレビをパソコンとして使うことができます。例えば映画や動画を大画面で見たいなら、テレビにスティックPCを使うだけですぐに実現できます。
スティックPCが充実しているのがドスパラです。1万円、2万円さえあれば買えるので本当に激安です。でも選び方には注意が必要で、絶対にファンが搭載されているものを買って下さい。スティックPCはかなり高温になるため、ファンレスタイプだと熱暴走でカクカクになる可能性があります。
手のひらサイズの「NUC」
一般的に「ミニパソコン」と呼ばれるのがNUCです。ちょうど手のひらに乗るくらいのサイズで、デスクトップには見えないかもしれません。それでもしっかりパソコンとしての役割は果たしてくれます。
NUCはあのインテルが開発したものなので品質に関しても安心です。置き場所に困ることもないでしょうから、小型デスクトップが欲しい人には真っ先におすすめしたいです。
NUCが充実しているのもやはりドスパラです。ドスパラは省スペースなデスクトップがたくさんあって素晴らしいです。CPUはCore i7、メモリは8GBあったほうがいいので、おすすめのモデルは「Diginnos Mini NUC K5」です。
ゲームもサクサクな「スリム」
もっとハイスペックなデスクトップパソコンが欲しいならスリム型を選びましょう。スリム型の特徴は縦置きと横置きを選べることです。縦置きなら液晶モニターの後ろ側にでも置いておけばいいですし、横置きなら棚やラックにすっぽり収まります。
しかもスリム型はゲームを遊べるくらい高性能なモデルがあります。というかドスパラにだけあります。デスクトップゲーミングPCなのにスリムって本当に凄いです。
グラフィックボードはGTX1050〜GTX1080Tiまですべて揃っています。コスパが良くて人気なのがGTX1060搭載の「ガレリア ST」、すべてのゲームをサクサク動かせるハイエンドな「ガレリア SZ」辺りがおすすめですね。
まとめ
結局のところ価格、サイズ、性能から選ぶことが大切です。小型を重視するあまり性能が低かったら意味がありませんよね。だからやりたいことと予算を明確にした上で、どのタイプの小型デスクトップにするか決めましょう。
動画を見るくらいならNUCで大丈夫です。でもゲームを含めて色々な作業をサクサクにしたいなら、ガレリア Sシリーズのようなスリム型がおすすめです。