「オンラインゲームを遊ぶにはゲーミングPCが必要」という事実がやっと世間に浸透してきました。オンラインゲーム、特に3Dゲームはグラフィック性能が要求されるため、普通のBTOパソコンでは動かせません。
だから必ずGeForce GTXシリーズが搭載されたゲーミングPCを選んで下さい。でも重要なのはグラフィックボードだけではありません。近年のオンラインゲームはCPU、メモリ、ストレージの性能が大きく影響するようになってきました。
ゲーミングPCの選び方
ではゲーミングPCにはどんなパーツが必要か考えてみましょう。まずオンラインゲームはタイトルによって重さが異なります。有名所を挙げると、ドラクエ10は非常に軽くて、PUBGは非常に重いです。必要とされるゲーミングPCに雲泥の差があります。
推奨スペックを確認する
つまり最初にするべきなのは、ゲームの重さを確かめることです。手っ取り早いのがゲーム推奨スペックを調べる方法です。ゲーム公式サイトやsteamのような販売サイトに推奨スペック、推奨環境、recommend specsみたいな情報があるので探してみてください。
ちなみに動作環境、最低動作環境、必要動作環境などの情報はまったく参考になりません。画質と解像度を下げてもカクカクなスペックが示されているだけですから、見ないほうがいいレベルです。
ベンチマーク情報を探す
もっと具体的に参考になるのはベンチマークの情報です。例えばあなたがPUBG用ゲーミングPCのパーツ選びをしているとしましょう。それならGoogleで「PUBG GTX1080」のようにゲームタイトルとグラフィックボードで検索してください。
するとどれくらいフレームレートが出るのかを調べたサイトや動画がたくさん出てきます。60fpsを下回ることはないのか、144fps出るのか等の役立つ情報が見つかります。
パーツを決める
ここまで来たらほとんどパーツ選びは完了しています。グラフィックボード、CPU、メモリが決まったらあとはストレージです。
ストレージの読み込み速度・書き込み速度が遅いとボトルネックになって、ゲーミングPCの動作が重くなります。だからSSDは欠かせない存在です。一般的なSATA SSDならHDDの2〜5倍も高速です。高級なNVMe SSDなら10倍以上です。
Windowsの起動が早くなるだけでなく、ゲームの起動速度、マップの読み込みなどにも影響するのでSSDがあるのとないのとでは大違いです。あとは容量を保管するために2TB HDDくらいあれば大丈夫です。
つまりおすすめのストレージ容量は240GB SSD + 2TB HDD、あるいは500GB SSD + 3TB HDDです。予算に合わせてどちらかを選んでください。メーカーはあまり気にしなくてもいいです。
おすすめのBTOゲーミングPC
基本的には売れ筋のゲーミングPCを買うのがおすすめです。多くの人が選んでいるのであれば汎用性が高く、あらゆるオンラインゲームがサクサク動くことを意味しています。
ドスパラ「ガレリア XF」
ドスパラで売れ筋ランキング1位のゲーミングPCです。少し前まではGTX1060搭載のガレリア XTが1位でしたが、見事に逆転しました。
その理由はゲームが重くなっているからでしょう。現在すでにGTX1060推奨のゲームが増えてきています。つまりもう少ししたらGTX1070推奨に移り変わるわけです。将来性を考えるとやはりGTX1070搭載のガレリア XFがおすすめです。
G-Tune「NEXTGEAR-MICRO im570SA8-TV」
重いゲームをしないからとにかく安いゲーミングPCが欲しい!と思うならG-Tuneがおすすめです。G-Tuneはミドルスペックやエントリーモデルのデスクトップが激安だからです。
そんなG-Tuneで一番売れているのがGTX1060搭載デスクトップです。少し前まで13万円くらいしていたのにもう10万円台まで値下げしています。軽いMMORPGやMOBAに最適です。
ドスパラ「ガレリア ZZ」
「最新ゲームを高画質でプレイしたい」「FPSゲームで144fps以上出したい」「長く使えるゲーミングPCが欲しい」という方にはGTX1080Ti搭載モデルがおすすめです。
あの大人気ゲームPUBGの推奨モデルに選ばれていることからもわかるように、凄まじく高性能です。現在一番重いゲームでも144fps出せる性能を持っているので、他のプレイヤーに勝てる環境を手に入れられます。コスパ最強なので予算がある方には一番おすすめです。