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Windows 10 HomeとProの違い

PCを買うときや作るときにはOSを選びますよね。主要なOSにはWindowsやMac OS、Linuxなどがあります。その中でも、ゲームへの対応や職場・学校のPCと同じだからという理由でWindowsを選ぶ人が多いようです。

しかし、Windowsにはいくつかのバージョンがあり、かつ基本的な機能のみのエディションとすべての機能が使えるエディションとがあります。

そこで、最新のWindowsであるWindows 10のHomeエディションとProエディション、そしてPro for Workstationsの違いをまとめてみました。

Windows 10 Homeの機能

Windows 10 Homeは個人ユーザ向けのOSで、基本的な機能はすべて揃っています。一般家庭ではこれで十分でしょう。

例えば、Windows Helloという顔認証や指紋認証でログインできる機能や、2Dだけでなく3Dでも描けるPaint 3D、声で指示できるデジタルアシスタントのCortanaなどがそろっています。

4KやDirectX 12、Dolby Audioを使ったゲームのサポートや、Windows Mixed Realityという没入型のコンテンツ、そしてもちろんMicrosoft謹製ブラウザMicrosoft Edgeもついています。

Windows 10 Proの機能

Windows 10 Proは高度な機能を使いたい個人ユーザやスモールビジネス向けのOSです。Windows 10 Homeと同等の機能に加え、人によっては必須と言える機能が搭載されています。

例えば、リモートデスクトップや仮想環境構築に必要なHyper-Vのサーバ機能、自動更新のタイミングを制御できるWindows Update for Business、そしてセキュリティ対策としてBitLockerやWindows Defender Antivirusなどがついています。

他にもシングルサインオンやAzure Active Directoryというクラウドサービス連携、Business Store for Windows 10というビジネス系アプリケーションをインストールできるストアなど、必要な人にとっては必要な、でも初心者にはいらない機能がたくさんです。

リモートデスクトップや自動更新のタイミングを制御したいというユーザはこれにしましょう。

Windows 10 Pro for Workstationsの機能

Windows 10 Pro for Workstationsはその名の通り負荷が高い計算をさせるユーザやビジネスユースを想定しているOSです。Windows 10 Proの全機能に加えて性能を意識した構成になっています。

例えば大容量データ処理と障害耐性を兼ね備えたファイルシステムであるReFSやより高速なファイル共有、ニッチなデバイスに対するハードウェアサポートなど、だいぶ特殊な方々向けの機能です。

自分が何を買っているかわかっている人以外はWindows 10 Proで十分でしょう。

まとめ

Windows 10にはいくつかのエディションがありますが、大抵の人はWindows 10 HomeかWindows 10 Proで十分です。そのうちのどちらを使うかは、Windows 10 Proにしかない機能を使うかどうかで判断しましょう。

一応Windows以外の選択肢もあります。他のOSについて知りたい方は「自作PCのOSはどれ入れる?目的別・OSの種類と選び方」の記事をご覧ください。