写真、画像、イラストと2Dの何かを制作・編集するのに欠かせないソフトがフォトショップです。私自身、仕事で画像編集するのにフォトショップを使っています。今だとPhotoshop CCですね。
フォトショップは高性能な分だけ他の画像編集ソフトやお絵描きソフトに比べて重いです。特に大量に画像を開いたり、解像度の高い写真を加工したり、レイヤー数の多いイラストを描いたりするためには、ハイスペックなパソコンが要求されます。
フォトショップのためのパーツの選び方
パソコンを構成するパーツには色々あって、それぞれ役割が違います。フォトショップのためにBTOパソコンを買うなら、以下の優先度でパーツを選ぶことが大切です。
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- グラフィックボード
CPUはすべての処理に影響します。CPUがハイスペックかどうかでフォトショップがサクサク動くかどうかがほぼ決まります。Core i3やCeleron、Atomだと本当に重いです。Core i5やCore i7なら起動や読み込み、保存が半分の時間に短縮できます。
メモリも重要です。軽いファイルだけ扱うなら8GBでも大丈夫です。しかしRAW現像をするとか、写真をたくさん同時に開くとか、大容量ファイルを編集するなら絶対に16GB以上必要です。プロの写真家やイラストレーターなら32GB、64GBにしていることが多いです。メモリが足りないと急激に重くなるので余裕を持たせることが大切です。
ストレージはフォトショップとか関係なくSSD + HDDの組み合わせにしてください。SSDを搭載することにより、OSを含めたすべてのソフトウェアがサクサク動くようになります。起動や保存にも大きく影響するので、予算オーバーしたとしてもSSDは必須です。
グラフィックボードはあってもなくてもいいです。フォトショップの動作にはほとんど影響しません。一部のフィルターや処理にグラフィックボードが使われるため、念のため安いグラフィックボードを搭載するのもおすすめです。また、Quadroというグラフィックボードは10bitカラーに対応していて色の再現度が高いため、DTPデザインや写真印刷をするなら選んでおいたほうがいいです。
フォトショップにおすすめのBTOパソコン
世の中にはフォトショップ用のBTOパソコンが販売されています。パソコンのプロが選んだものですから、素人が適当に選ぶよりも失敗しないのでおすすめです。
ドスパラ「raytrek-V Adobe CC推奨モデル LT P2」
真面目にフォトショップを扱いたい人におすすめのデスクトップです。製品名からもわかるようにAdobe CC、つまりフォトショップ用のBTOパソコンです。
これはBTOメーカーが勝手に選出したわけではありません。あのAdobeもしっかり認定したモデルなので失敗することがありません。フォトショップのなかでもRAW現像や写真編集のために考案されたモデルです。
ドスパラ「raytrek-V Adobe CC推奨モデル IM」
「大容量のファイルは扱わない」「趣味レベルでお絵描きをするだけ」という方にはもっと安いBTOパソコンをおすすめします。
CPUはCore i5、メモリは8GB、グラフィックボード非搭載と決して高性能ではありませんが、簡単なお絵描きをするだけならこれで十分なんです。10万円以下で買えるので財布に優しいですね。