家電量販店でパソコンを探していると、そのほとんどが10万円を越えるものばかりです。10万円以下のものもありますが、信じられないような低スペックで、「こんなのまともに動かないでしょ」という感想を抱きます。
一方でネット上でBTOパソコンを調べていると、家電量販店で販売されているメーカー製PCよりも遥かに高性能なのに、ずっと激安なパソコンがたくさん見つかります。
ではできるだけ安いデスクトップが欲しい場合はどこで購入するのが正解でしょうか。BTOから選ぶのは常識ですが、BTOメーカーの最安値のデスクトップは価格もスペックも異なります。そこでBTOメーカー別に最安値のデスクトップを比較してみます。
ドスパラの最安値デスクトップ
BTOメーカーで一番人気のあるドスパラでは激安のミニタワーからさらに安いスティックPCも販売しています。ただ、スティックPCはデスクトップをカテゴリではないので、スリム型かミニタワー型のデスクトップに絞り込みます。
ミニタワー型の最安値は「Knight AS」です。激安デスクトップではありがちなCeleron G3930を搭載しつつも、メモリはしっかり4GBです。2GBだとWindows10は快適に動かないので、やはり4GBが最低ラインでしょう。
ストレージは120GB SSDしか搭載されていません。SSDのおかげでパソコンの動作が高速になるのは嬉しいですけれど、さすがに120GBだとすぐに容量がいっぱいになってしまいます。ここは500GB HDDを追加したうえで購入するのがおすすめです。
スリム型だと「Slim Knight AS」が最安値です。約5万円で購入できるのは素晴らしいです。スペックはミニタワーとほとんど同じです。ストレージが500GB HDDとなっていて、容量は問題ありませんが普段の快適性を考えるとSSDを追加しておきたいですね。
mouseの最安値デスクトップ
mouseのミニタワーデスクトップはドスパラと比較するとちょっと高いです。ドスパラが4万円台、mouseが6万円台です。だからミニタワー型が欲しいなら素直にドスパラを選ぶのが正解です。
スリム型なら税抜き4万円の「LM-iHS320E」があります。ドスパラとほとんど同じスペックです。ただ、ドスパラはキャンペーンでストレージの容量アップをすることが多いですし、どちらにしてもドスパラのほうが安いです。
つまり最安値のデスクをップが欲しいなら、mouseよりもドスパラで購入したほうが安上がりです。このように同じスペックでもBTOメーカーによって価格が異なることを覚えておきましょう。実際ドスパラのほうが評判いいですからね。
パソコン工房の最安値デスクトップ
パソコン工房はミニタワー型の「STYLE-M008-C-HE」が安いです。ドスパラと同じように4万円台で購入できます。しかしながらパソコン工房のデスクトップはCPUの性能が非常に低いです。というか古いCPUが採用されています。しかもドスパラのほうが安いという意味不明な状態になっています。だから価格を優先したとしても、性能やコスパを優先したとしてもドスパラのほうがおすすめです。