日本三大BTOメーカーといえば、ドスパラ、パソコン工房、マウスコンピューター(mouse)です。でも実はパソコン工房とマウスコンピューターが同じグループ会社だって知ってましたか?
どちらも同じユニットコムグループなのに別のBTOメーカーなんて、なんだか変な感じですよね。ではどのような共通点があって、どのような違いがあるのでしょうか。
パソコン工房とマウスコンピューターの共通点
まずは共通点からご紹介します。
飯山市の工場でパソコンを製造
パソコン工房とマウスコンピューターだけでなく、ユニットコムグループのBTOパソコンは長野県飯山市にある工場で組み立てられています。マウスコンピューターはたまに工場でのイベントを実施しています。パソコン工房は出雲工場もあるみたいです。
iiyamaの液晶モニターが充実
BTOパソコンと一緒に液晶モニターをセットで購入する人はたくさんいます。液晶モニターで有名なiiyamaもユニットコムグループのため、パソコン工房とマウスコンピューターにはiiyamaの液晶モニターがたくさん揃っています。
他のBTOメーカーに比べても液晶モニターの充実度が素晴らしく、国内生産の高品質な液晶モニターをセットでお得に購入できるのはメリットでしょう。
サポート時間が一緒
パソコンメーカーはサポート時間があまり長くない特徴があります。しかしパソコン工房とマウスコンピューターはどちらも購入後のお問合わせは24時間365日対応しています。安心のサポート体制を整備するというユニットコムグループのこだわりが現れています。
パソコン工房とマウスコンピューターの違い
では両者にはどのような違いがあるのでしょうか。
会社自体が違う
同じユニットコムグループでも、結局は違う会社です。本社の場所が違いますし、働いている人も完全に分かれています。この記事を書いている時点ではパソコン工房の本社は神田にあって、マウスコンピューターは東京駅近くにあります。
パソコンのラインナップが違う
パソコン工房は全体的にデスクトップが充実しています。デスクトップのPCケースがここまで豊富に揃っているBTOメーカーは珍しいです。
逆にマウスコンピューターはデスクトップはそこそこありますが、それ以上にノートパソコンが充実しています。特にG-TuneブランドのゲーミングノートPCが格安からハイエンドまで揃っていて、ノート派のPCゲーマーからするとありがたい存在です。
選べるパーツが違う
人気グラフィックボード「GTX1060」には3GB版と6GB版があります。マウスコンピューターはどういうわけかGTX1060 3GB搭載モデルしか販売していません。一方でパソコン工房は3GB版も6GB版も用意しています。
カスタマイズ画面を見てもマウスコンピューターよりパソコン工房のほうが若干ながら、多くのパーツを選べます。どちらも初心者向けのBTOメーカーと言われていますが、マウスコンピューターのほうがより初心者向けでしょう。
価格が違う
BTOパソコンの価格も違います。やはり完全に別のBTOメーカーだと認識したほうが良さそうです。どちらも安いと評判のBTOメーカーですが、マウスコンピューターのほうが通常価格が安い傾向があります。
ただしパソコン工房はセール品や型落ちパソコンが激安になっていることがあります。パソコンのパーツが決まったら、パソコン工房とマウスコンピューターのラインナップと価格を比較してから購入することをおすすめします。