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HDDと電源ユニットを静音化して静かなパソコンにしよう

PCの騒音のほとんどは回転体によって発生します。この記事では騒音原因のなかでもHDDと電源ファンについて解説したいと思います。

HDD

最近のHDDは意外と静かです。昔はうるさいことで定評のあったHDDも最近は流体軸受けの採用や静音モードの追加などによって、大分静かな製品が増えています。一般的な7,200回転の内臓型HDDであれば、ゲーム中にうるさいと感じる人はほとんどいないかもしれません。

それでも不安な方は、SSDと静音モデルHDDの併用がオススメです。

SSDは無音で高速といいことづくめですが、いかんせん容量当たりの価格が高いのがネックです。静音HDDとは、HDDのディスクを5,400回転に抑えることで騒音を抑えているモデルで、高速モデルである7,200回転に比べると速度が遅くなります。この2つを組み合わせて使うことで、静かで容量が多く、安価なストレージ環境を構築することが出来ます。

速度が重要でさらに頻繁にアクセスするOSとゲームデータをSSDに。それ以外の画像や音楽、映像といったあまり速度を必要としないデータを静音HDDに分けて保存することで速度も犠牲にせずに済みます。

電源ユニット

電源ユニットは冷却ファンを交換して静音化することも可能ですが、危険なので自身のない方にはあまりオススメはしません。

電源ユニットのファンもケースファンと同じく、大口径で低速で回転するほど静かで冷えます。なので、静音性を重視する場合は、コンパクトなモデルよりも大きめの筐体に大口径ファンが搭載されているモデルの方が有利です。

最近では電源ユニットファンについても、メーカーHPの製品情報に口径と回転数や稼働音のデシベル数が記載されている製品が増えているのでそれらを購入前にチェックするのも有効です。ただし、稼働音の測定条件がメーカーにより異なっている場合が多々あるので、不安であれば製品レビューの記事や口コミを参考にしたり、実績のある有名メーカーのものを購入する事をオススメします。

電源ユニットのメーカーで代表的なのは、Corsair、SilverStone、Seasonic、Enermax、オウルテック当たりが有名です。

PCを自分から遠ざけてしまうのも有効

音が気になるなら、いっそのことPCの位置を変えてしまうのも手です。

机の下にPCを配置するだけでも体感的な騒音はかなり低減されますし部屋の隅に置いてしまえば、相当な音でなければ気になることはないと思います。

PCはしょっちゅう電源や光学ドライブのボタンを押す必要はありませんし、マウスやキーボード、ヘッドセットも最近ではゲーミング仕様の遅延や通信切断がほとんどない無線モデルが発売されているので、電源とモニタの接続ケーブルくらいしか有線接続のものがない。という状態にも出来るので、部屋のレイアウトの邪魔にはなりにくくなっています。