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次世代モバイル通信規格「5G」とは

少しずつ表舞台に出始めてきた次世代モバイルネットワーク規格「5G」について少し解説したいと思います。

次世代モバイルネットワーク規格「5G」とは

モバイルネットワーク規格の次世代規格「5G」(ファイブジー)は、従来のLTEと呼ばれる「4G」の後継で、携帯電話やスマートフォンで使われる移動通信方式の規格です。

従来の「4G」に比べて20倍も高速な通信が可能になるといわれ、通信ラグも1/10になるといわれています。

2018年に入り「5G」の世界はいよいよ現実味を帯びてきました。日本だけでなく海外でも実際に「5G」を体験することのできるイベントも出てきています。国内では2019年には実用化が予定されています。

「5G」で変わる世界

「5G」の超高速ネットワークによって、これまで実現が難しいとされてきたことも可能になります。自動車の自動運転、医療ロボットや建機の遠隔操作、IoTといった次世代テクノロジーを実現させることが可能といわれています。

ゲームの世界でも「5G」によって変化が怒るかもしれません。これまで最新の3Dゲームをプレイするためには、ハイスペックなパソコンを用意する必要がありました。しかし「5G」の超高速ネットワークによってクラウドゲーミングが可能になります。

クラウドゲーミングとはゲームをデータセンターのサーバ上で動かし、画面データだけをストリーミングで配信します。高負荷な画像処理や演算処理はすべてサーバでおこなうため、ユーザーは映像を受信するための最小限の環境を用意するだけで最新のゲームもプレイすることができます。

通信速度が向上したことで4Kや8Kといった超高解像度でのストリーミング配信も可能になります。他にも自宅にいながらライブ会場にいるような感覚が体験できるVRもより現実的となるでしょう。

家のネット回線の新たな選択肢にも

すでに家のネット回線はADSLや光といった固定回線でなければ、という固定概念は崩れつつあります。最近ではポータブルWi-Fiルーターを自宅の回線としても使うという人も増えてきています。

現状では夜間などの利用が集中する時間帯にはWi-Fiの速度が著しく低下したり、速度制限がかかるといった問題も抱えていますが、「5G」の普及によって解決が見込まれます。

これまでゲーマーにとっても有線の固定の光回線というのが常識でしたが、この常識を打ち破るだけのポテンシャルを「5G」は持っていると言えるでしょう。固定の光回線の質の低下が囁かれる中で、ゲーマーにとっての新しいネット回線の選択肢になるかもしれませんね。