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自作PCのOSはどれ入れる?目的別・OSの種類と選び方

PCを動かすために必要な基本ソフトウェアであるOS。WindowsやMacだけだと思っていませんか。世の中には用途別にたくさんのOSがあり、中には超高機能なのに無料で使えるOSも数多くあるんです。

自作PCにいつもWindowsやMacしか入れてないというあなたに送る、目的別・主要なOSの種類と選び方です。

MMORPGや最新のゲームがしたいならWindows

そんなあなたには「Windows 10」です。LinuxやMacでも「Wine」というソフトを使ったり、エミュレータを使えば出来ないこともないですが、多くのゲームはWindows向けに作られていますのでおとなしく従った方が良いでしょう。

Windows 10はサポートしているドライバが多く、「ローリング・リリース」になったことで新しいバージョンが出る度にサポート打ち切りを恐れて買い換える必要もなくなりました。

ノベルゲームやFlashゲームなどはWineなどのソフトウェアを使えば動きますので、Windows以外の選択肢も視野に入れることが出来ます。しかし、どうしてもしたいゲームがある場合は事前に調べた方が良いですし、そもそもゲームと動画鑑賞ぐらしかしないというライトユーザの方にはやはりWindowsがおすすめです。

Steamをよく使われる方には「Steam OS」というSteam公式のゲーム用OSもあります。

AppleファンならmacOS

新型iPhoneは発売日がリークされたらすぐに並びに行くし、iPodもiPadもApple Watchも持っていて自宅にはiMacがあり、休日はカフェでMacBook Proを広げてミーティングするのが習慣というあなた。

そんなあなたには「macOS」です。もちろん最新バージョンを入れましょう。革新的で美しいインターフェースが最高のユーザ・エクスペリエンスをもたらしてくれることでしょう。

ただ、Appleブランドのコンピュータ(Apple branded computers)以外にmacOSをインストールすることはApple社の使用許諾で禁じられています。「Hackintosh」という分野もあるようですが、本当にリンゴが好きならAppleストアで認定製品を買いましょう。

とにかく安くしたい・PCの勉強がしたいならLinux

多くの人が自作PCを考える理由の一つに、価格があるでしょう。そしてもう一つの大きな理由として挙げられるのがPCの勉強をするためです。無料のOSに関しては多くの選択肢があり、それらはPCについて勉強するためには最適なものです。

まず、一番のおすすめは「Linux」です。無料で多くの人に使われており、更新も頻繁でセキュリティ的にもWindowsより安全と言われています。

Linuxは本当にOSの基本的な部分しか指さないので、いろいろな人がグラフィック周りの機能やあると便利なアプリケーションをまとめた「ディストリビューション」を作って配布しています。一般的な用途で人気なのは「Linux Mint」や「Ubuntu」といったディストリビューションです。

Linuxの他にも「Chrome OS」や「BSD系」と呼ばれるOSがあります。このあたりのキーワードを元に検索していくつもOSを試し、自分にあったOSを見つけましょう。

サーバ用にしたいならBSDやLinux

サーバ用途のOSには、メンテナンス性と堅牢性が求められます。そういった意味でよく使われているのはBSDやLinuxです。

特に「FreeBSD」「OpenBSD」「NetBSD」や「RedHat Linux」「CentOS」「Ubuntu」、そして「Windows Server」などが多く使われています。このうち「RedHat Linux」(RHLと略されます)は珍しく有償のLinuxで、企業によるサポートがついてきます。その無償版が「CentOS」で、無償版とはいえ中身はほぼRHLなので「サーバ用といえばこれ」という人も多いです。

他には「Xen」などの仮想化技術を利用したものもありますが、自分が求めるものはどのくらいなのかを見極めて用途に合わせて選びましょう。

まとめ

ここまで見てきてわかったように、この世の中にはたくさんのOSがあります。よく知られているWindowsやmacOS以外にあなたにピッタリのOSが見つかれば幸いです。