Razerのまったく新しい、メカ・メンブレンテクノロジーを採用したキーボード「Razer Ornata Chroma」を紹介したいと思います。
Razer Ornata Chromaの仕様
製品仕様
- 製品名 : Razer Ornata Chroma
- 型番 : RZ03-02041300-R3J1
- 接続インターフェース : USB
- 言語 : 日本語
- キー数 : 109キー
- キーピッチ : 19mm
- 複数同時押しキー数 : 最大10キー
- ロールオーバー : 10キーロールオーバー
- サイズ : 横463mm 縦154mm 高さ31mm
- 重量 : 950g
- バックライト : 1680万色のRazer Chromaライティング
- パームレスト : マグネット式の着脱可能パームレスト付属
- マクロ : Razer Synapseから設定可能
Razer Ornata Chromaの特徴
Razerのゼロからの完全新設計によるメンブレンの柔らかいキータッチと、メカニカルの軽快なクリック感を両立させた新しいメカメンブレンキーボードです。基本的なキーボードの性能はメンブレンキーボードで、入力時にクリック音を発生させる仕組みが組み込まれています。
キーストローク長は公開されていないものの、キーストロークは短めになっており、キーキャップもメカニカルキーボードに比べて半分くらいの高さになっています。そのためキー入力時の引っかかりが軽減され、高速な操作性を実現させています。
製品にはマグネット式の着脱可能なパームレストが付属しています。このパームレストが非常に快適で、マシュマロのような柔らかな弾力と肌触りのクッションが手首への負担を軽減してくれています。マグネットが内蔵されていて、キーボードの横幅にピッタリ合うように吸い付きます。磁力はそれほど強くありませんが、使っていてもズレず、取り外す際は簡単に外れるちょうど良い強さでしょう。
ゲーミングモード時には、ゲーミングキーボードとしては必須のキーロールオーバーが有効になります。10キーのロールオーバーが搭載されていて、アンチゴースト機能搭載により同時に最大10キーまでの入力を完璧に実行します。
1680万色のRGBイルミネーションに対応しているのはもちろん、Razer Chromaに対応しているキーボードなので、他のChroma製品とのRGBイルミネーションのサイクルを同期させることができます。キーボードやマウス、ヘッドセットなどChromaに対応した製品であればRazer Synapseを通じて同期させ、すべてが一体となったイルミネーションを体験することができます。
Razer Ornata Chromaについてのまとめ
では最後にRazer Ornata Chromaについてまとめたいと思います。
- Razerの新設計メカメンブレンキーボード
- キーボードの基本機能はメンブレンキーボード
- カチカチとメカニカルキーボードのようなキー入力音
- 10キーロールオーバー搭載で同時入力最大10キー
- 1680万色のRGBイルミネーション
- Razer Chroma対応で他のChroma製品とイルミネーションの同期が可能
- キーボードマクロ対応
- Ornata Chroma用に設計されたパームレストが付属
Razer Ornata Chromaはメカニカルのクリック感を実現させたメンブレンキーボードで、Razerはメカメンブレンと呼んでいます。このメカニカルとメンブレンのハイブリッドキーボードは、ゲーミングキーボードとしての機能は目新しいものはありません。しかし価格設定は15,000円とRazerらしい高い設定です。安価に生産できるメンブレンキーボードにしては非常に高価で、他の選択肢はいくらでもあるでしょう。新設計のスイッチやRGBイルミネーションに魅力を感じるならRazer Ornata Chromaは面白い製品だと思います。