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ジャンク部品を買う時の注意点

ジャンク部品は保証や返品制度がない代わりに、格安で販売しているもののことです。多少の知識は必要ですが、活用できれば楽しい世界が待っています。しかし、ジャンクはジャンク。買うときに気をつけるべきことがいくつかあります。

ジャンク品は効率のいいギャンブル

まず、ジャンク品というのはどうして売っているのか、考えてみましょう。ただ単に型落ちだったり外装が汚れている程度ならばほとんどジャンクにはなりません。それらはアウトレットや中古として売られていきます。

ジャンクになるのは、明らかに壊れていたり、動作するか調べるのがめんどうだったり、壊れたPCを分解してパーツごとに売りに出したりする場合です。つまり、ジャンクは文字通り「ゴミ」とほぼ変わらず、動くかどうかはわからないギャンブルなのです。

とはいえ、購入時にしっかりと見極めればゴミどころかお宝が眠っていたりします。ギャンブルはギャンブルでも、きちんと選べば効率のいいギャンブルになるのです。

規格や型番はしっかり見極めよう

ジャンクの基本として、その部品について質問をするような人には売らないということがあります。店側としては手間がかかりますし、よくわかっていない人に買ってもらってもクレームの元になるだけだからです。

もちろん店によってはいくらでも質問してくださいというところもありますが、中には質問・返品一切不可の店もありますので、自分でその部品の状態を見極められるようになりましょう。

そのためにはまず、その部品の型番を知ることが大切です。型番がわかればネットで調べることができます。多くの場合、どんなに小さな部品でも型番は書いてありますし、一緒にそのパーツの規格も書いてあることが多いですから、よく見てみましょう。

そうやって調べた上で、規格や性能が自分のほしいものとマッチするかを確かめて買いましょう。

汚れや欠けをチェックしよう

ジャンク品は大抵の場合、ホコリ等の汚れがあります。気になる方は買った後で清掃すればいいのですが、汚れやサビなどからその部品の状態を知ることも出来ます。

たとえば、サビが出ていれば水没品でしょうし、黄ばみがあればタバコの煙に晒されていたことがわかります。こういったパーツは地雷であることが多いです。

一方、かなり綺麗な部品であれば、動作する可能性も高いですし、もちろんホコリ程度なら問題ありません。

また、端子の一部やメッキに欠けがあったり、ハンダがクラック(割れ)していたりする場合は動作する可能性が低くなります。ハンダクラック程度なら温めてやれば直るので大儲けですが、CPUの端子が曲がっていたりすると少し厄介です。

このように、ジャンク品はその部品の状態を見極めることが非常に重要です。状態がいいパーツを格安で買えるようにいろいろな部品を見てみましょう。どんなに状態が良くても、使わない規格のパーツは買わないほうがいいですけどね。