最近ではLEDで光るパソコンパーツも数多く登場しています。そんなパーツを魅せるためにはケースの内部が見える透明なサイドパネルのケースが効果的です。スウェーデンのブランド「Fractal Design」の10,000円台で購入できるガラスサイドパネルのミドルタワーケース、「Fractal Design Meshify C」を紹介したいと思います。
Fractal Design Meshify Cの仕様
- メーカー : Fractal Design
- 名称 : Meshify C
- ケースタイプ : ミドルタワー
- 対応フォームファクタ : ATX, MicroATX, Mini-ITX
- 対応電源 : ATX
- 拡張スロット : 7
- 2.5/3.5インチベイ : 2
- 3.5インチ専用ベイ : 3
- 対応電源サイズ : 高さ最大175mm推奨
- 対応グラフィックカード : フロントファンを取り付けた状態で最大315mm
- 対応CPUクーラー : 高さ172mm
- 左側面パネル : 3mm厚の強化ガラス
- サイズ(L x W x H) : 395 x 212 x 440mm
- 重量 : 6.5kg
Fractal Design Meshify Cの内部の特徴
最大7基の冷却用ファンを取り付けることができるMeshify Cは冷却能力の高さがウリです。フロントから冷たい空気を吸気し、排熱はトップとリアから行います。出荷時から120mmファン「Dynamic X2 GP12」がフロント1基、リア1基に搭載されているため、そのままでも問題ありません。
ストレージ用のベイはフロントパネル裏の下部にレイアウトされています。ガラスパネルになっている左側ではなく、マザーボード裏になる右側からのみアクセスが可能です。
マザーボードの背面側のサイドパネルを開けると、ケーブルマネジメント用のスペースが大きく取られており、太い電源ケーブルなども用意に整理できるようになっています。また2.5インチのストレージを3つ取り付けることのできるスペースもあります。
Fractal Design Meshify Cの外部の特徴
ケースのトップとフロント部分はメッシュになっていて、エアフロー性の高いケースになっています。フロント部分は見る角度によってさまざまデザインを演出する左右非対称な角形デザインを採用しています。サイドのガラスパネルは強化ガラスを採用、まったくのクリアガラスではなく少し黒っぽいカラーでケースの黒とマッチしています。
トップのメッシュは取り外しも可能でメンテナンス性も考慮されています。もちろんフロントとボトムにもダストフィルターがついており、こちらも取り外してメンテナンス可能です。
ケースファンはフロント1基、リア1基が標準で取り付けられています。フロントには120mmファンであれば最大3基まで取り付けが可能です。トップにはファンは取り付けられてはいませんが、ファンやラジエーター用のスクリューホールが用意されており、120mmもしくは140mmが2基取り付け可能です。下部にも120mmが1基取り付け可能です。
スイッチ類はフロントトップ部分に集約されています。電源とリセットスイッチ、スピーカーアウトとマイクイン用のミニジャック、USB3.0ポートが2つレイアウトされています。ケースの高さが40㎝以上あるため、床面に設置する場合は便利ですが、デスクトップに設置する場合には少しアクセスしづらくなってしまうかもしれません。
